私たちMIDは、マンガ家・中祥人というバックボーンを持って生まれました。
それは彼がマンガ家という夢を実現したのち、振り返った時に見えたモノ。
・
マンガ家を生業とする日々のなか、40代に入った彼の中に沸々とある想いが湧いてきたのです。
「自分を育ててくれた故郷やマンガ界に何か恩返しができないだろうか?」
・
その想いから彼はマンガコンテンツと故郷の伝統工芸である九谷焼を結びつけることを思いつきます。
そして彼には三代続く九谷焼窯元の親戚がありました。
・
その九谷焼作家の協力を得て、彼は自身の師匠へ感謝を込めて
九谷焼の大皿を贈ることを考えました。
・
それは間もなく、跡継ぎがなく廃業する窯元も出ている産地に貢献するため。
そして、お世話になってきたマンガ界への新たな貢献とするためにと
具体的な目標へと変わったのでした。
・
これがミッドランドクリエイションの成り立ちです。
・
そして彼は気が付いたのです。
「自分の中のルーツに戻ってきた」と・・・
・
彼はマンガ家として長く活動するなかで、出版不況による原稿料の値下げ要請も経験しました。
それは彼のもとで働くアシスタントの報酬にも影響を与えました。
・
「これではアシスタントに未来の希望を持ってもらえない」
同じことが日本各地の伝統工芸の産地でも起きているのです。
・
だから、私たちMIDは現場を大切にします。
職人の技術を評価し現場が豊かになることを目指します。
・
そのために『MID_QUALITY』と呼ばれるデザインに妥協はしません。
それが産地を刺激し勇気や力となり、
やがては継承へと結びつくと信じているからです。
・
それが私たちの存在意義です。
・
そんな私たちMIDが抱くロマン、それは・・・
100年後にもMIDの商品が骨董品として代々受け継がれていること。
・
そんなモノづくりを心掛けていきます。
・
どうか皆様とご縁がありますように☆